
医師の合格率に関して
医者になるためには、医師国家試験に合格して資格を取る必要があります。この試験は合格率こそ7割以上で推移していますが、受験するための条件が厳しく、誰でも受けられる試験ではありません。いくつか例外はありますが、基本的には大学の医学部で6年間勉強した人でないと受験ができません。逆にいえば6年間医学部で勉強した人でも2割程度が不合格となるのが医師国家試験なのです。そのように難しい試験を突破して資格を得た医者だからこそ、我々も安心して治療を受けられるという訳です。
心療内科の医師が資格を取るメリットは、薬物療法が有効ではない患者さんにも接する方法が増えるからです。今では、心を癒す方法には、メディカルアロマテラピー、アニマルセラピー、など色々あります。もし患者さんのなかで薬も対話も効き目がなく、カウンセリングもうまく進まない場合には、こういったちょっとかわった医師の資格をとっておくと心強くなります。自分が興味のある分野だと、なおさら実力がつきやすいのでおすすめです。